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Apr
6th
Tue
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「美的生活」というのは別に書画骨董を愛玩したり、歌仙を巻いたり、文人墨客と賺した話をすることではない。
そうではなくて、「目の前にあるこれは、いずれ消え去って、あとをとどめない」という人事万象の「無常」を、その「先取された死」を「込み」で、ご飯を食 べたり、働いたり、遊んだり、つくったり、こわしたり、愛したり、憎んだり、欲望したり、諦めたりすることではないかと私は思う。
Jan
21st
Thu
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アルツハイマー病のマウスに対し、ホモシステイン酸というアミノ酸代謝物を減らすワクチンを作って投与したところ、症状が改善したとの研究結果を長谷川亨・佐賀女子短大教授(公衆衛生)らの研究グループが20日、インターネット上の米国科学専門雑誌「PLoS ONE」で発表した。

 長谷川教授によると、抗がん剤に使われる貝類のたんぱく質をホモシステイン酸と結合させてワクチンを開発。アルツハイマー病のマウス30匹を円形プールで泳がせて島を探させる実験で、ワクチンを投与しなかった15匹は何度やっても平均1分ほどかかったが、投与した15匹は1日ごとに到着時間が縮まり、4日目には平均20秒余りになった。

 同じ実験をアルツハイマー病にかかっていない15匹でも行ったところ、ワクチンを投与した15匹とほぼ同じスピードで到着時間が縮まったという。記憶にかかわる脳の海馬も、ワクチンを投与したマウスの方が投与しないマウスより大きかった。

 アルツハイマー病は、β(ベータ)アミロイドというたんぱく質が脳に異常に蓄積することが原因との説が有力だが、長谷川教授は「実験結果は、ホモシステイン酸が主因である可能性を示している」と分析している。

 アルツハイマー病に詳しい田平武・順天堂大教授(認知症診断予防治療)は「ホモシステイン酸を減らすことにより、マウスで症状が改善したのは一歩前進。今後は人間での臨床に向けて、サルでの実験などが必要だろう」と話している。
(2010年1月21日16時23分 読売新聞)

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◇文学を読むはずの人へ

 「35歳問題」やショッピングモール、村上春樹など、現代を読み解くキーワードをちりばめたSF作品。批評家の東浩紀さん(38)が初の長編小説『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社・2100円)を刊行した。

 「文学を読むはずの人たちが、面白いものが見つからないという理由で遠ざかっているのではないか。そういう人たちに向けて、小説を書いたつもりです」

 小学生のころから、日本を代表するSF作家・小松左京の熱心な読者だったという。「先に評論で名前が知られるようになってしまいましたが、僕は元々がSF読者。その上に現代思想が乗っている」と語った。

 物語は07年夏、元作家で大学教授の男に、30年後の未来からメールが届く。複数の時代を巡ってストーリーが進行するパラレルワールド。主人公の家族4人が、それぞれの並行世界で違った歴史を持って現れる。

 タイトルは訳すと「量子家族」になる。「彼らは核家族の幻影、幸せな家族を作らねばならないという幻想に取りつかれている。いい家族を作ろうとして失敗を続けている4人の物語です」と説明した。

 1971年生まれ。ゼロ年代の批評家の中では「独り勝ち」と呼ばれるほどの存在感を示している。しかし現在の評論界について、「社会的効果をすごく求められ、専門家主義が発達している。扱える範囲が狭い」と不自由さを強調した。

 それは小説を書くことの大きな理由になっている。「僕が何となく思っていることを書くには、フィクションを使うしかなかった。しばらくは小説を書いていきたい」【棚部秀行】

Dec
27th
Sun
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意識など高次の精神作用をつかさどる大脳新皮質で、大人でも新たな神経細胞が作られることを、藤田保健衛生大などが、ラットを使った実験で突き止めた。脳の障害を防ぐ治療法の開発につながる可能性がある。27日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に掲載される。

 記憶をつかさどる海馬など一部の脳細胞は、老化に伴って一方的に死ぬだけでなく、大人でも作られることが分かってきているが、認識や思考といった高度な脳機能にかかわる大脳新皮質については、はっきりした証拠がなかった。

 藤田保健衛生大の大平耕司助教らは、成熟したラットの大脳新皮質の最も外側の層にある細胞に注目した。光るように工夫して形態などを調べたところ、神経細胞の元となる前駆細胞であることを発見。神経回路に組み込まれることも分かった。大脳新皮質で神経細胞が作られる証拠となる細胞を初めて見つけた。

 新しく作られた神経細胞は、てんかん時に見られるような脳の異常な興奮を抑える機能があり、一時的に脳に血が回らない虚血状態にすると増えることも分かった。大平さんは「神経の前駆細胞の増殖を薬剤などで促進できれば、脳卒中後の虚血によるてんかんや、それに伴う認知機能の低下を防ぐ治療法の開発につながる」と話している。(佐藤久恵)

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Dec
21st
Mon
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お金や物を直感的に公平に分ける人かどうかは、脳の扁桃(へんとう)体という部分の活動を調べると予測できる――。玉川大脳科学研究所の春野雅彦研究員らの研究で、そんな結果がわかった。20日付の米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に掲載される。

 知らない相手と一緒に仕事をし、平均報酬が約100円と仮定して、例えば「自分の報酬が177円で、相手が36円」だったら「ダメ」と感じるのか、「よい」と思うのか、「ちょっとダメ」「まあよい」の選択肢も含めて選んでもらい、公平感などを判断した。

 64人の男女のうち、別の実験で判断が比較的ぶれない39人を選び、36通りの報酬の分け方を示し、数秒間で判断する際の脳の活動を機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)で測った。すると、自分の報酬が多くても相手が多くても嫌がる「公平な人」たちに限って、報酬に差がある提示を受けた場合、側頭葉の内側にある扁桃体が活動し、差額が大きいほど反応が高まった。

 扁桃体は、アーモンドに形が似ており、その和名から名づけられた。

 春野さんは「扁桃体は、表情の理解や恐怖などの素早い判断にかかわる部分。人が公平な行動を取るかどうかは、扁桃体の活動と戦略的な損得などもあわせて決断していると思う」と話している。(佐藤久恵)

Dec
18th
Fri
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穀物として食べられるイネ科植物のソルガムの種子をすりつぶした跡が、アフリカのモザンビークで発掘された約10万年前の石器から見つかった。人類が穀物を食べ始めた時期ははっきりしていないが、信頼できる痕跡としては最も古いものになるという。米科学誌サイエンスで発表された。

 同国北部の都市リシンガに近い石灰岩の洞穴から出た70個の石器を、カナダ・カルガリー大の研究者が調べた。石器の表面にはソルガムのでんぷん粒がたくさん残されており、種子を砕いたり、すりつぶしたりと、「料理」して食べていたらしい。栽培したものではなく、自然に実ったものを集めてきたようだ。

 洞穴で暮らしていたのは現代の私たちと同じ人類であるホモ・サピエンス。中期旧石器時代にあたる当時、人類は食料を狩猟・採集で手に入れており、植物の利用は果実やナッツ、根が中心だったと考えられていた。

 カルガリー大によると、これまでの穀物利用のはっきりした証拠は、1万2千年ほど前のものしか見つかっていなかった。

 総合地球環境学研究所の佐藤洋一郎教授は「分析が間違いないとすれば、約10万年前の『出アフリカ』前後の人類が何を食べていたかを実証した点で価値がある。今後、当時の植生や他に何を食べていたかなど周辺情報が得られれば、さらに説得性のある研究になるだろう」とみている。(米山正寛)

Dec
17th
Thu
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勉強は続けているけどほとんど趣味であり(仕事は他にもっている)、教授などまったくなるつもりもない者です。

みなさん厳しいですね。トピ主さんの疑問に答えただけだとは思いますが。。。

その彼は、非常勤講師はまじめに勤めていて、自活しているのでしょう? あるいは親が裕福で援助があるのかもしれませんが(いい大人になってからの親の援助を許すか許さないかは、人によって判断が異なりますが)。

「それならいい」と考える方法もありますよ。

だって、世の中のサラリーマンの一体何人が「部長」や「年収1000万円クラス」になるんでしょうか。教授ってそれに匹敵することでしょう? みんな真面目に働いて努力していても、なれませんよ。会社だって、いつつぶれるかわからないご時世ですし。それを「仕事から帰ってきても趣味ばかり」「土日も働かない」と配偶者に責め立てられたら、かわいそうじゃないですか。誰だって仕事のあとは息抜きくらいしますよ。

彼は「まじめな普通の人」だと思いませんか。普通の人だから教授にはなれない。それでもいい、という考えもあるのではないでしょうか。
ユーザーID:9116598301

Dec
15th
Tue
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私たちの文明は悪という癌により衰亡しつつある。この病いは文明とともに古い。生命とともに古い。生きていること自体が癌を生み、悪を生む。それは私たちの分身であり、影である。いまや大いなる影が回帰しつつある。空を暗く覆いつつある。再帰し再来するものをいかに受け容れ、共生すべきか。この自らの運命に無知なままで人類はもたない。余命はそう長くない。

人体は老い、病んで死ぬのに、なぜか社会は不滅だと私たちは信じ込んでいる。歴史的感覚を失っているからだ。実際には世界史上、数々の文明が老い、病んで滅んできた。私たちの文明だけは滅びから免れると考えるとしたら、とんだ思い上がりだ。夜郎自大も甚だしい。すべてに終わりがある。これまでは局所的な滅亡で済んできたところが、グローバル化した世界ではグローバルな破局が起こる。このことを先日のリーマン・ショックは予告している。

日本について言えば、オレは自殺するような人たちは善人にちがいないと思う。逆に、自分から死ぬ弱いやつはバカだ、努力が足りん、などと吐き捨てるがごとき強者は極悪人に相違ない。毎年3万人以上の善人を十数年に亙り死に至らしめた社会で、いまや残っているのは悪人ばかりではなかろうか(笑)いや、ほんま。そうにちがいない。

Dec
14th
Mon
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「難しい話は分からない」という人は、自分の思い込みの枠組みに気づかない。