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普通*1の中学校や高校での教育の目的は、学問を学問として正しい形で教えて理解させることではなくて、学問の難しい肝心な部分をうまくごまかしつつ、かつ間違ったことは注意深く避けて、生徒に理解したと錯覚させることにあると考えるに至った。難しいことや、理解するとうれしいような事柄を、生徒たちに一律に教えてしまうことには、たぶんあまりメリットがないのだろう。

学問的でない授業をすることを半ば強いられ、そのせいで優秀なつもりの生徒の不満を受けつつも、実はそうすることによってこそ生徒の真の学問への欲求をかき立てているという意味で、教員は生ける学問サンドバッグのようなものかもしれない。

……気のせいか。