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歴史的に見て、天皇家というのは何度となくその存在の危機に遭遇しています。第二次大戦後の米軍の占領なんてその何回もあった危機のうちの一度にしか過ぎません。
天皇家はその存在を存続させるために、世界でも極めてユニークな手法を使いました。それは「国家権力公認機関」となって時の権力者に「君が権力者である」と公認することによって自らの存在に意義を見出そうというものです。
すると権力者は天皇家を潰して新たな権力を作るよりは、天皇家から「はい、君は将軍」などと官位をもらってその「権威」を利用するほうがはるかにラクチンに国内を統一することが出来るのです。その典型が明治維新ですね。薩長は「錦の御旗」を手に入れることにより大義名分を手に入れ、江戸幕府は「賊軍」になってしまいました。