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仲良しコミュニティに満足する人は、その場が激しい強制力を内在させていることに、なかなか気付かない*5。 コミュニティ内部には、選挙のように明示的でお祭り的な意思決定のイベントも、裁判のような検証システムもないので、いつの間にか中心になった人物がいつまでも前近代的な権力を維持したり、私刑的な嫌がらせが続いたりする。 その場の文化モードも、基本的には替わらない。 そうすると、なじめなければその場を去るしかないが、かといって自前でコミュニティを建てるには、稀少性の高い才能が要る。――放置していれば、《関係性の再分配》*6は成り立たない。
小規模の関係性*7においても、選挙や裁判に相当するような、公正性の高い手続きが必要に思う。 そしてそれを支えるには、強制力が要る。 大規模な社会秩序が暴力なしには支えられないように*8、小規模の関係性も、暴力なしには支えられない。