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Dec
15th
Tue
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私たちの文明は悪という癌により衰亡しつつある。この病いは文明とともに古い。生命とともに古い。生きていること自体が癌を生み、悪を生む。それは私たちの分身であり、影である。いまや大いなる影が回帰しつつある。空を暗く覆いつつある。再帰し再来するものをいかに受け容れ、共生すべきか。この自らの運命に無知なままで人類はもたない。余命はそう長くない。

人体は老い、病んで死ぬのに、なぜか社会は不滅だと私たちは信じ込んでいる。歴史的感覚を失っているからだ。実際には世界史上、数々の文明が老い、病んで滅んできた。私たちの文明だけは滅びから免れると考えるとしたら、とんだ思い上がりだ。夜郎自大も甚だしい。すべてに終わりがある。これまでは局所的な滅亡で済んできたところが、グローバル化した世界ではグローバルな破局が起こる。このことを先日のリーマン・ショックは予告している。

日本について言えば、オレは自殺するような人たちは善人にちがいないと思う。逆に、自分から死ぬ弱いやつはバカだ、努力が足りん、などと吐き捨てるがごとき強者は極悪人に相違ない。毎年3万人以上の善人を十数年に亙り死に至らしめた社会で、いまや残っているのは悪人ばかりではなかろうか(笑)いや、ほんま。そうにちがいない。